2022/02/28
映像
【完全保存版】映像を上達させるためにするべきこと
はじめに
例えば…
あなたはすごい安いマンガを100冊買いました。
家に持って帰ってきて、買った本を床に適当に積みます。
めっちゃゴチャゴチャしちゃいますよね。下の方の本はもう一生読まないかも…
でも実はマンガ片付ける素晴らしい方法があるんです。
それは本棚を作ることです。
普通だと思いますよね?
物事を学ぶ上での非効率は、実は本棚を買わずに本を買うようなことを、
頭の中でもしてしまうことにあると思っています。
この文章を読んでおくと、家の本棚とは別に自分の頭の中にも本棚が出来ると思います。
あとはそこにいろんなマンガ(知識)を入れていってみてください。
映像が上手くなるために
まず本棚の枠組みを作りましょう。
この方法は、映像だけではなく写真にも使えます。
本記事では「映像で仕事をする」を意識して作成しています。
映像はなんとなく下記のような要素で出来ています。
表を見ていくと、「ここはわかるな」と「全然わからない」というところがあると思います。
基本的には、全ての部分を通って最終的に出てくるのが自分の映像です。
どこかが弱いと、それが表に表れてきます。
外注してクオリティを上げる方法もありますが、一応自分で全部勉強してみた方が楽しいんじゃないかなと思っています。
これを見て、全然分からない部分があればチャンスです!
そこが全体のクオリティを下げる原因になっているので、少し勉強するだけで一気にレベルアップが出来ます。
普通にしてると、よく分かっている部分の情報だけをさらになんとなく足していく人生になってしまいます。そのほうが楽なので。
知識のレベルとして、
知らない<聞いたことある<知っている<理解している<説明できる<分かりやすく説明できる
の順にレベルが高くなります。本当は全ての知識を「説明できる」レベルに持っておくと色々と楽です。
まずはさっきの画像の全ての箇所を「知っている」レベルにすることを目標にすると良いです。
その後興味のあるところを、「説明出来る」まで持っていけたら、人に聞かれる=重宝される=仕事になる かと思います。
知識を得る手段
以下、具体的にそれぞれの知識を得る手段について書いていこうと思います。
映像とは何かを知る
まずこの本がすごく重要な内容が詰まっているので、これを見て全体像を掴みつつ、気になったワードを検索してまとめていくのがおすすめです!
動画の方も写真の歴史を知っておくと役に立つことがいっぱいあります!
写真を紡ぐキーワード123 ― 写真史から学ぶ撮影表現 大和田 良
眼を鍛える
写真の場合には、「写真を紡ぐキーワード123」に出てきたフォトグラファーの作品をたくさん見ると良いと思います。
大御所から攻めていくのがわかりやすいです。今見るとダサいなとか古いなとか思うかもしれませんが、その時代を作った人なので必ずすごい部分があります!ざっと見て気になった人については検索すると良いです。
その後、少しライトな記事などから知識を得ましょう!
https://share-photography.com/overseas-portfolio/
https://sunrise-camera.net/user_data/blog/detail?p=69079
(こういう感じのまとめは探せばいっぱい出てきます)
最後に、pinterestやinstagram、Twitter等で色々な人の写真を見ます。
レベルの高い写真とそうでもない写真が混ざるので、SNSは写真を見ることに慣れてから見た方が区別しやすいでしょう。
映像はまず、映画界の巨匠を見ると良いかもしれません。
https://www.bookoffonline.co.jp/dvd/files/kantoku100.html
写真に比べてインプットに時間がかかるので根気が必要!負けないで!
最近の映像に関しては、まず映像作家100人を観ます。
https://eizo100.jp/
気になった人はガンガン検索していきましょう!
あとはvimeoをひたすら観ます。
https://vimeo.com/jp
他にもYoutubeやCMの映像拝見部など、
色々な場所でとにかくたくさんの映像を見ておくのが大事かなと思っています!
機材について理解する
本当は実際に色々な機材を使ってみるのが一番の早道です。
その前に一人で勉強するときに関しては、レンタル機材屋さんのWebを見るのが一番手っ取り早いです。
一番トレンドの機材を押さえているのがレンタルなので!
小さめの機材はこちらなど。
https://www.toyo-rental.co.jp/
大きい機材はこちらなど。
https://www.special-crew.com/
撮影について理解する
ここも実際の撮影を見るのが一番です!
インターンなどで会社に行くのってここのメリットが一番大きいです。
他は結構一人の時間で出来ます!
なかなかツテのない方は、最近流行りのオンラインサロンに入ってみると良いかもしれません。
必ず現場を見れる機会があるはずです。
また、実際に撮影を見れない時間にはやはり知識を貯めておきましょう!
大体撮影とポスプロダクションはセットで情報があることが多いので、下記でまとめておすすめのサイトを紹介します。
ポストプロダクションについて理解する