2022/04/22
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【5Gってなんだ?】 最近よく聞く5Gがクリエイティブ業界への影響は莫大!

2022年、4Gのネットワーク回線から5Gの回線への移り変わりはさらに加速。
移動中や、食事中などに気付けば、5Gに接続中なんて経験をされた方も少なくないのではないでしょうか?
本記事では、
便利になることは知っているけれど、そもそも5Gってなんだ?といった疑問や
実際に、5G回線の普及が与えるクリエイティブ業界への影響をご紹介します!
そもそも5G回線ってなんだ?
「5G」とは、「5th Generation」の略称で、携帯電話に利用される第5世代通信システムのこと。
2020年春から始動で
「高速・大容量」「高信頼・低遅延通信」「多数同時接続」が大きな特徴です。
以下ではその特徴をより詳しくご紹介します。
高速・大容量
4Gと比較して通信速度は規格上20倍に向上。複数のアンテナを使った「Massive MIMO」技術と、電波を細く絞り特定の方向に集中して飛ばす「ビームフォーミング」を採用しています。
高信頼・低遅延通信
4Gと比較して、伝送遅延を規格上10分の1まで解消。端末とサーバーの物理的な距離を短くして通信時間を短縮する「エッジコンピューティング」を採用し、リアルタイム性を保持します。
多数同時接続
4Gと比較して、同時接続台数が規格上10倍に進化。従来の4Gは通信を始める際に基地局が事前許可(グラント)を発行していましたが、これを無くすことで通信の混雑が改善されました。
5G回線が与えるクリエイティブ業界への影響をご紹介
影響はパソコンが小さくなる
現在、パソコンの中にあるソフトウェアやプログラム、記憶媒体などの全てがクラウド上に移るといわれています。
全てがクラウド上にある方が理論上、処理速度が上がり、すべての作業速度が上がると言われているため、ノートパソコンももっと薄く、小さくなると考えられています。
さらに、この影響を受け使われる部品が減るため、ノートパソコン自体の購入費用も下がります。
更に時代が進み、すべてのサービスのオペレーションをAIが代替していくと、
人件費が削減され、その結果クリエイティブに使われるソフトウェアの値段も下がると言われています。
これからパソコン機材を揃えようという人や、日常的にパソコンを持ち運ぶ人にとってこれは非常にありがたいことなのではないでしょうか。
カメラ機材への影響
カメラ機材には、内部にSDカードに収録するパーツがありますが、この収録するシステムやパーツごと、ネットを通じてクラウド上に飛ばすことで今のSDカード・CFカード・CFirstなどのメモリーカード以上の容量をクラウド上に収録し続けることができ、更に省電力化にも繋がるため、カメラ機材に使われるパーツも減ると言われています。
つまりカメラサイズも小さくなり、そしてカメラ機材の値段もぐんと落ちると言われています。
これらによって、クリエイティブ業界では新規参入者のハードルが低くなり
プロと学生が持つ撮影機材の価格差が今よりも縮まっていくということが予想されています。
クリエイティブ業界より人口が増え競争率が上がっていきます。
これらの事柄からライバルとの差を作るためのは、知識と経験、人脈、アイデアが大きな要素となってきます。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
5Gの普及により、多くく変化しようとしている映像業界、
更に新しいテクノロジーや技術に対して、前向きに取り入れていき
変化に対応し続け、変化を恐れず楽しむことが何より重要になってきます。